社会人のみなさん、こんな経験はありませんか?
- 仕事に行きたくない
- 今の仕事に向いてないと思う
- 仕事を休む理由ばかり探してしまう
- 朝になると憂鬱で泣きたくなる
- 仕事のことを考えると吐き気がする
きっと、日本で働く社会人の100%が1つは当てはまるでしょう。
よっぽど天職でもない限り「仕事に行きたくない」と考える人がほとんどですからね。
しかし当たり前ですが、そんな状態を長く続けると心身ともに良くありません。
さっさと辞めて転職するのが1番ですが、現実問題それが難しい人もいるでしょう。
実際、僕自身も数年前まで毎日仕事に行きたくないと思っていました。(今は部署移動してマシになった)
そのとき僕が実践していたもので効果的だったものを交えつつ、簡単にできる対処法をご紹介します。
お役に立てるか分かりませんが、仕事に行きたくない状況が続いている人はぜひ参考にしてみてください。
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仕事に行きたくない時の対処法01. 理由を明確にしてみる

まずは、「なんで自分は仕事に行きたくないのか」を明確にしてみましょう。
理由は人それぞれ違ってくると思いますが、冷静に考えてどれぐらいのレベルで仕事に行きたくないのかを知ることが大切です。
「風邪気味だから行きたくない」と「パワハラが辛くて行きたくない」とでは、話が変わってきますからね。
よくある代表的な理由を、一時的な理由・長期的な理由とで分けてみました。
- 体調不良(風邪など一時的なもの)
- 疲れがたまっている
- 繁忙期で忙しい
- トラブルを起こし上司に会いたくない
- 会社の人と飲み会で言い合いになった
一時的な理由の場合は、時間が解決してくれる場合がほとんどです。
こういった理由で仕事に行きたいないと思うことは、誰にだってあることですよね。
「行くのは嫌だけど、出勤してしまえばとちゃんと働けるんだよなー」
という人も多いのではないでしょうか?
精神的にもう限界!無理!
というほど追い詰められていない場合は、その辛い期間が落ち着くまで淡々と仕事を続けて様子を見るのが無難だと思います。
勢いで辞めてしまう方が、かえってハイリスクになる恐れもありますからね。
- 仕事量の割に給料が低い
- 残業が多い
- 先輩・上司と合わない
- パワハラ・セクハラを受けている
- 仕事にやりがいを感じない
問題なのは長期的な理由で仕事に行きたくない場合ですね。
特に給料・残業・パワハラ・セクハラなどの問題は、自分がどう頑張っても環境はなかなか変わりません。
改善を求めてヘタに行動を起こすと、場合によっては厄介者扱いを受けてしまう恐れすらあります。
そこを変えようと労力を使うぐらいなら、転職して最初からそんなことで悩まなくていい会社を探す方が手っ取り早いでしょう。
無理をしすぎると体調を崩したり、うつ病になる可能性だってありますからね。
すでにそういう症状が出ている人は、悪化する前に一刻も早く会社を辞めることをおすすめします。(無理ならせめて休職を)
会社に行きたくない理由を明確にした結果
一時的な理由だった場合:問題となっていることが落ち着くまで様子を見る
長期的な理由だった場合:辞めて転職することを本格的に考える
という感じで、今後の流れをザックリ決めると心が楽になります。
実際に行動する・しないにしろ、最終的な考えをまとめておくだけで曖昧なまま仕事するより気楽ですよ。
仕事に行きたくない時の対処法02. 自分の長所・向いている職業を把握する

仕事に行きたくない原因は、
単純にあなたがその仕事に向いていないからかもしれません。
人間には向き不向きがある
例えば
プログラマー向きの人が営業をやったって向いてませんよね?
逆にいえば
営業向きの人がプログラマーをやっても向いてないでしょう。
この例は極端すぎますが、人間には向き不向きがあります。
しかし、自分に向いていない方向の仕事をやり続けて病んでいる人がいるのも事実ですよね。
向いていない仕事をやってもやりがいは感じられませんし、辛いだけです。
それなのに「仕事に行きたくないのは自分の甘えだ」と感情を押し込めて働くことほど、もったいないことはありません。
そして、「自分が本当に向いているもの」を知っている人は少ないのではないでしょうか。
会社に行きたくない時は、自分の適性を見直すいいタイミングかもしれません。
そんなときは “自分には何が向いていて、どんな長所があるのか” 知ることをおすすめします。
そうすることで自分じゃ気が付かなかった長所を把握し、もし転職するとしても職探しの目安にすることができます。
自分の長所・向いているものを調べる方法
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なんで、時間も30分ぐらいかかります。
正直、超めんどくさいです!
でもそれぐらい、めっちゃガチな診断ができるやつなんですw
それだけあって、SNSでも「ヤバイぐらい当たってる!」と話題になっていました。
- 自分の長所を知りたい
- 自分が「本当に向いているもの」を知りたい
- 転職の参考にしたい
- 客観的にみた自分の適性を知りたい
といった人にはとてもおすすめ!(なにより無料でできるし)
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仕事に行きたくない時の対処法03. 部署移動をお願いする(体験談)

まさしく僕がやったのはこれです!
会社自体がイヤ!というよりも「この部署の仕事内容が自分と合わない」とか「この部署の人間関係がストレス」という人は、部署移動するだけで解決することもありますよ。
僕の体験談も交えて紹介しますね。
僕が部署移動した流れ
僕の当時の仕事現場は、非常に精神的ストレスがたまる環境でした。
- 部署をまたいで仕事をする中継ポジション的な部署に所属
- 部署の違う2人の上司に板挟み状態
- 上司同士は話をせず僕を通してしかやり取りしない
- 僕は新人で上司に意見できる雰囲気じゃない
- 2人とも言っていることがコロコロ変わる
- それを正しサポートしてくれる人はいない
- 忙しすぎて社員旅行にも行けない
こういった状況が続き、パンク状態でした。
(社員旅行は行きたくなかったので別にいいのですがw)
どっちだよハッキリしろや!と心の中で叫びまくる日々だったのですが、新人だったのでリアルじゃなにも言えず…。
仕事では常にストレスが溜まり続け、朝がくるたびに憂鬱モード。
会社に行きたくない毎日で、どうにかなりそうでした。
あまりにも理不尽な環境だったので辞めようかとも考えましたが、新卒で入った会社だったこともあり「仕事ってこんなもんなのか」と考えてしまい、決心も付かず状態。
そろそろ本気で精神的に限界だと思ったときに、人事部のお偉いさんに相談しました。
すると、なんとまぁ話を分かってくれること!
「確かにその業務は新人がやるには荷が重すぎるよね」
「上がコミュニケーション不足なせいで全体の効率が悪くなってるね」
という風に言葉をかけてくれて、すごく理解してくれましたよ。
「考えが甘いよ」なんて突き放されないか怖かったのですが、泣く泣く相談して大正解でした。
それがきっかけで話がとんとん拍子で進み、なんと部署を移動することに。
(人事部的に退職者を出したくなかっただけかもしれませんが)
結果としては
業務に必要なスキルは変わらず、他部署との関わりが薄い部署へと無事に移動できました。
相談から部署移動完了までは、たったの2ヵ月ほどでしたよ。(引き継ぎ作業込みです)
予想以上のスピード感に、かなりビックリした記憶があります。
嬉しさと同時に、「今までの我慢はなんだったんだ…さっさと相談すればよかった」と後悔もしましたねw
正確には “同じ部署の別チームに移動した” が正しいのですが、規模が大きくもはや別部署と変わらないので部署移動としておきます。
部署移動してみた結果
移動した部署は人と関わることが少なく、各々が黙々と作業するタイプの仕事内容なのでコミュ障の僕にはピッタリ!
人間関係も、大人しく穏やかな人が多いためトラブルもなく良好です。
辞める気満々で相談したのですが、
結果としてリスクを最小限に抑えて問題解決することができました。
前の部署の人と顔を合わせるときは少し気まずいですが、今の快適さを考えると屁でもありません。
それからも辞めることなく、現在もその部署で働いていますよ。
このように、部署移動して問題解決する事例もあります。
「会社ではなく、この部署が合わない!」という人は、すぐに辞めるのではなく部署移動の相談をしてみてはいかがでしょうか?
仕事に行きたくない時の対処法04. ズルして休む・休職する

仕事に行きたくない時は、仕事から離れることが1番の気休めとなります。
三連休の前後に有休でもとって、プチリフレッシュするのがおすすめですよ。
旅行に行ってもいいですし、インドアな人は家でゴロゴロ過ごすのもいいでしょう。
仕事のことを忘れて好きに過ごす時間が数日あると、「仕事に行きたくない感」が少しリセットされ、いい息抜きになりますよ。
ズルして休むのも1つの手
休暇をオススメしといてなんですが、
僕が移動する前の部署では有休を申請できる雰囲気ではありませんでした。(特に新人は)
それどころか仕事が溜まることを恐れ、体調を崩しても無理して出勤していたぐらいです。
見かねた母親に「今日はさすがに休んだら?」と心配されつつ、フラフラしながら仕事へ向かったこともありました。
毎日23時ぐらいまで残業してやっと仕事が片付く作業量だったので、1日でも休むと命取りだったんですよ。
もしもあのとき倒れでもしていたら…と考えると、とんだ親不孝者でしたね。
しかし、あるとき
という限界突破モードになり、1週間まるまるズル休みしたことがあります。
休む理由はインフルエンザになったと嘘をつきましたw
(診断書を提出しなくてもOKなのかは事前に確認済み)
会社のルール的にインフルエンザでの欠勤は有休消化されることになっていたので、結果としては身を削っただけなんですが良いリフレッシュになりました。
というか、あのときはこの嘘インフル休暇がなかったら本気で病んでいたと思います。
もしも
- 会社を辞める
- 部署移動をお願いする
- 休職の申し出をする
という選択肢が怖い人は、ズル休みをしてみるのもひとつの手です。
現実逃避にしかなりませんが、一時的に仕事から逃げることができますよ。
しかし、当然ですが休んだ分の業務は溜まっているので、出勤日は地獄を見ることになりましたね。
残念ながら、またいつも通りの理不尽な激務へと元通りでした。
根本的な解決には繋がらないので、ズルして休むのはあくまでもその場しのぎの方法として参考にしてください。
休職する
僕のようにズルして休むのは気が引ける人は、
休職を申し出ることをおすすめします。
というか、それが通る環境ならそうするのがベストですね。
申し訳なく思う人もいるかもしれませんが、ちゃんとした会社なら当然整っているはずの制度です。
休職の申し出を聞いて、会社としても事態を重く受け止めてくれるかもしれません。
ただ、休職の申し出を通すには病気の診断書が必要になることもあり、会社ごとに制度が違ってきます。
無難に事を運ぶためにも、社内規定を確認したり話せる人に相談してから実行するのが無難ですよ。
休職する流れ
- 診断書・休職願いを確認し、休職事由に該当するかを判断する
- 休職者についての情報を上司から収集する
- 休職の原因が労災に該当するかどうかをチェックする
- 休職者に対して書面を交付し、休職可能期間、職場復帰の際の申し出の順序と必要書類などの内容を伝える
引用:M.STAGE
もし休職制度すら整っていない会社の場合は、ハッキリいって救いようのないブラック企業です。
自分の身を守るためにも、辞めることをおすすめします。
仕事に行きたくない時の対処法05. 退職する

「今まで紹介した対処法ではどうにもならない…。どうしても辞めたい」
という人は、身の安全を考えて「退職」しましょう。
でもそれって、きっと1番勇気のいる選択肢ですよね。
辞めれるのもならさっさと辞めてるわ!という状態の人もいると思います。
それでも、自分の身体と未来のことを考えて退職を本格的に考えてみてはどうでしょうか?
退職せずに無理をして体を壊した友人
無理と我慢を毎日続け、ある日突然に身体が動かなくなったら絶対後悔しますよね?
「あのとき辞めとけば大丈夫だったのに…。」と、きっと自分を責めてしまうでしょう。
もしかすると、今はそうなるギリギリのところで踏みとどまっているだけかもしれません。
現状は大丈夫でも、後から反動がきて何年間も辛い思いをする可能性だってあります。
実際、僕の友人はブラック企業で社畜を無理して続けた結果、心身共にボロボロになり3年ほど何もできない期間があった人います。
今は社会復帰していますが、それでもフルタイムでは働けていません。
会社に行きたくない状態で無理をし続けると、こうなってしまう現実もあるんです。
自分で退職を伝えなくても辞められる
現在は、「退職代行」といって、退職の手続きを業者が変わりにやってくれる便利なサービスもあります。
会社に自分で直接辞めることを伝えなくても、退職はできるんです。
会社の人と顔を合わせなくても、退職はできるんです。
想像している以上に、退職って簡単にできるものなんです。
自分で退職を伝えるのが怖い人、引き止めに負けちゃいそうな人は、こういったサービスを利用して安全に賢く退職するのもアリですよ。
無理して働き続け、身体を壊すことだけは絶対に避けるようにしてください。
退職代行サービスを使うのなら、「SARABA」がおすすめです。
特徴としては、こんな感じ。
- 退職成功率ほぼ100%
- 料金が28,000円
- 相談回数は無制限
- 即日対応が可能
- 退職できなかったら全額保証付き
- 24時間対応
本気で退職を悩んでいる人にとって「3万払えば会社の人間と関わることなく辞められる」という現実は、安いのではないでしょうか?
気になる人は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
退職代行に関する口コミ・評判も載せておきます。
安く済む退職代行業者はSARABAかな〜。3万円ポッキリでそれ以上追加料金がとられることはないし、返金保証もついてるから安心っぽい。
— 退職代行ブログ (@tabutimasahiro) 2018年9月19日
それはひどいですね…私のところも残業代という概念がなかったです。退職代行sarabaというところで三万円でした。LINEでやり取りできて対応が早くておすすめです~!円滑に退職できることをお祈りしております🙏
— 橘ちゃせん@コスモール寂雷先生 (@chasen0811) 2018年8月22日
今日仕事場に行って衝撃的だったのは、同期が職場を、「退職代行サービス」を使って退職していたことだ。電話で「辞めます」と自分の部署の上司に伝え、次の日から一切会社には来ず、代行会社が書類の手続きをするらしい。
そんな会社があるんだスゲェ!
— \背の順番で並べ/ (@hvjjgs) 2019年2月22日
退職代行サービスにお願いしたら一時間で解決したンゴwwwwwwwww今月末で辞めてあとは有給消化ンゴwwwwwwwwwwwwwwwww
相談乗ってくださった方、話聞いてくれた友達本当にありがとうございました— 橘ちゃせん@コスモール寂雷先生 (@chasen0811) 2018年8月22日
会社に行きたくない時の対処法/まとめ
今回の記事
「仕事に行きたくない時の簡単な対処法【泣くほど辛い朝とサヨナラだ!】」
をまとめると
- 行きたくない理由を明確にする
- 自分の長所・向いている職業を把握する
- 部署移動をお願いする
- ズルして休む・休職する
- 退職する
- 自分で退職を伝えるのが怖い人は退職代行サービスを使う
といった感じです。
会社に行きたくない時は、ぜひ試してみてくださいね。