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映画:恋は雨上がりのように(ネタバレ感想)小松菜奈にときめき恋した2時間

映画:恋は雨上がりのように(ネタバレ感想)小松菜奈にときめき恋した2時間恋は雨上がりのように(ネタバレ感想)
おばけ
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どうも!「恋は雨上がりのように」の絵柄が好きな 風街おばけ(@obake_kzmc)です!

もったいぶって原作(マンガ)を中途半端に読んだまま放置していた「恋は雨上がりのように」の実写映画を観てきました。

ちなみにアニメ版もノータッチだったので、結末はなにも知らないまま行きましたよ。

自己判断とはいえ、まさか原作差し置いて大泉洋にラストを明かされるとは…!

とりあえず、見終わった感想としては小松菜奈が超カワイイ。

マジでもうビックリするぐらいカワイイ。

そして小松菜奈のどアップ泣き顔を劇場の巨大スクリーンで観れたので、それだけでもうお金を払う価値はありました。(変態)

今回はそんな映画「恋は雨上がりのように」の感想や評価を書いていきます。

ネタバレになる部分もあるので、これから観に行く人はご注意を!

おばけ
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以下、「小松菜奈」って単語がめっちゃ出てきます。

実写映画「恋は雨上がりのように」あらすじ・内容

実写映画「恋は雨上がりのように」パンフレット

映画の感想の前に、「恋は雨上がりのように」のあらすじをざっくりとご紹介しますね!

 高校2年生の橘あきら(17)は、アキレス腱のケガで陸上の夢を絶たれてしまう。

偶然入ったファミレスで放心しているところに、優しく声をかけてくれたのは店長の近藤正己(45)だった。

それをきっかけにあきらは、ファミレスでのバイトを始める。

バツイチ子持ちでずっと年上の近藤に密かな恋心を抱いて…… あきらの一見クールな佇まいと17歳という若さに、好意をもたれているとは思いもしない近藤。

しかし近藤への想いを抑えきれなくなったあきらはついに近藤に告白する。

近藤は、そんな真っ直ぐな想いを、そのまま受け止めることもできず―― 真っ直ぐすぎる17歳、さえない45歳。

ふたりに訪れる、人生の雨宿りの物語。

引用:Filmarks映画情報

アキレス腱をケガして走ることを諦めた元陸上部の橘あきら(小松菜奈)が、バイト先のおっさん店長(大泉洋)に恋をする、ってストーリーです。

おばけ
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山口メンバーがよぎった人、シー!!

実写映画「恋は雨上がりのように」はキャストの人選が抜群に良い!

実写映画「恋は雨上がりのように」のキャスト相関図画像引用:映画「恋は雨上がりのように」公式サイト

とにもかくにもキャストの人選が素晴らしかった…!

実写映画にありがちな残念配役が一人もいません。

どのキャラクターもみんな「それっぽい人」がちゃんと演じてくれているので、ムズムズすることなく最後まで違和感なしで鑑賞できました。

恥ずかしながら僕は俳優・女優に興味がなく、全然知りません。

きっとその辺の中学生より知りません。

なので、今回の主役ふたりも僕の中では正直

  • 小松菜奈(橘あきら役):知らない人
  • 大泉洋(店長役):ヘンな喋り方の人

でした(失礼)

そんな無知な僕が主役ふたり+特に原作と比べてハマリ役だった濱田マリ (久保さん役)を、独断と偏見で紹介します。

大泉洋/近藤正己(店長) 役

今まで大泉洋が出ているドラマ・映画も特に見たことなかったので「大泉洋=バラエティでうるさい人」って印象しかありませんでした。

いやー、水曜どうでしょうと店長は似ても似つきません。

「店長役が大泉洋とかマジかよー。もっと渋い人がいいわー。」

とかモヤモヤ思いつつ映画館へ入ったのですが、観終わって土下座したくなりました。

ドンピシャです。

ばっちり店長でした。

ほんっとすいませんでした。

正直ルックスは原作の店長とは全然似ていないのですが(寄せてはいます)そんなこと気にさせないぐらい演技が上手でした。

気が弱くて優しくて、言葉選びが素敵な店長そのものでしたよ。

おばけ
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大泉洋さん、すいませんでした!(土下座)

小松菜奈/橘あきら 役

この映画を通して初めて知った小松菜奈さん。

美人なんだけど目つきがキツくて、近寄りがたい雰囲気をした橘あきらそのまんまでした。

映画は原作の大ファンでもある彼女と観に行ったのですが、彼女は「小松菜奈があきら役じゃなかったら絶対観なかった」と断言していたぐらい、実写化するなら小松菜奈と熱望していたようです。

  • 考えが読めない冷たい表情
  • 超が付くほど圧のある目カ

そんな「セリフではない演技」に違和感が一切なく、すらっとしたルックスも相まって完全にあきらでした。

エキゾチックな顔立ちと黒髪が似合うその姿に僕はもう一撃でファンになりましたw

おばけ
おばけ
当たり前のようにインスタもフォローしたよ!(キモッ)

濱田マリ/久保佳代子 役

主役のふたりに並んでどうしても紹介したいのが、久保さん役の濱田マリです。

登場して第一声を発した瞬間、思わず笑いが出たほどマジで久保さんでしたw

原作を読んで映画を観に行った人なら同意してくれると思いますが、もうね、ほんとに久保さんなんですよ。

ハマリ役ばかりのキャストの中でも、個人的にはどのキャラよりもずば抜けて原作の再現度が高かったです。

気が強くて口やかましいけど根はやさしい感じがまさに!って感じで、観終わった後は「濱田マリがいかに久保さんだったか」で20分ぐらいは語りましたよ。

おばけ
おばけ
久保さんファンはマジで劇場で見てほしい!

実写映画「恋は雨上がりのように」の3つの魅力!

キャストの人選が抜群に良かった「恋は雨上がりのように」ですが、今度は劇中にスポットを当てて個人的に特に良かったポイントを3つの魅力に分けてご紹介します!

魅力その1.オープニング映像がかっこいい

映画の冒頭、オープニングが異様にかっこよかったです。

ポルカドットスティングレイの「テレキャスター・ストライプ」という曲をバックに小松菜奈が猛ダッシュするってだけの映像なんですが、それがやたらとかっこいいんですよ。

顔色変えずクールな表情をキープしたまま

ダーッと走り、ズサーッと滑り、またダーッと走ります。

映像の内容としてはそんな感じ。

は?って感じでしょうが、ほんとにかっこいいんです。

原作の淡くて切ないイメージをあえてぶっ壊すと言わんばかりのこのオープニングには度肝抜かれましたし、良い意味で印象に残っています。

おばけ
おばけ
オープニング映像だけでも公開してほしい!

魅力その2.終わり方が素敵だった(ネタバレ)

思いっきりネタバレになりますが、映画「恋は雨上がりのように」では店長とあきらは結ばれません。

原作である漫画と終わり方が違うようですが、その恋が実らないのは一緒です。

店長はあきらとの関係を「友達」だと宣言したまま、あきらが部活に専念できるようバイトもクビにしてしまいます。

映画のラストでは、時は流れ無事に陸上部に復帰したあきらが外周練習でばったり店長と再会します。

お互いの近況を確かめ合った後、やっぱりこの恋を諦められないあきらは気持ちを抑えられず泣きながら

「友達だったらメールとかすると思うんです。店長とメールしたいです。」

と言い(正確な言葉は違うだろうけどニュアンスはそんな感じ)最後はお互い照れくさそうに笑いながら、爽やかに終了です。

決してハッピーエンドではありませんが、バッドエンドでもありません。

このなんとも煮え切らない絶妙な終わり方が、個人的に好きでグッときました。

おばけ
おばけ
余韻に浸れる終わり方だったよ!

魅力その3.小松菜奈がとにかくカワイイ

もうこの映画は「小松菜奈のPV」と言っても過言じゃないでしょう。

  • 常にクールなあきらが店長の前でのみ見せる笑顔
  • 「空手チョップ」とプリントされたくそダサいシャツ姿
  • 加瀬さんとのデートが死ぬほどつまらなそうな姿
  • 泣きながら店長とメールしたいと言う姿

もう、なにもかもがカワイイ!

そんな観てるこっちがクッ~っとくるカワイイ小松菜奈が詰まっています。

観終わったあと、男女問わず全員が小松奈々にときめいて恋すると思いますよ。

僕は速攻で画像検索しましたもん。

え?気持ち悪いですか?

いやいや、ほんとにかわいいんですってば!! (気持ち悪い)

おばけ
おばけ
このドキドキ、不整脈か恋。

実写映画「恋は雨上がりのように」を今から見る人はここに注目してほしい!

今から映画館で「恋は雨上がりのように」を観る人向けに、上で挙げたこと以外で「ここに注目するとより楽しめる」ってポイントを簡単に紹介したいと思います!

頭の片隅にでも入れとしてくださいね。

  • 「生足を映す描写」が多いが全くイヤラしくならないところ
  • 寄生獣2連発でのあきらの表情の違い
  • 雨のシーンが多いのに爽快で透明感がある映像
  • 女の子同士の繊細でちょっとめんどくさい友情
  • 数秒しか登場しないあいあい(元エビ中の子)の破壊力
  • 主題歌「フロントメモリー」が映画にぴったり
おばけ
おばけ
主題歌の「フロントメモリー」は疾走感あっていい曲だよ♪

実写映画「恋は雨上がりのように」ネタバレ感想・評価/まとめ

実写映画「恋は雨上がりのように」パンフレット裏

実写映画版「恋は雨上がりのように」はキャストの人選が秀逸で違和感なく観れるので、原作ファンで気になっている人もきっと楽しめると思います。

原作と異なる点やはしょられている部分もありますが、基本的には忠実なのでその辺も安心して観ることができますよ。

最近見た実写映画だと、銀魂に並んで良かったです。

僕は小説家を目指していた店長(大泉洋)と、売れっ子小説家のちひろ(戸次重幸)との会話で出てきた「未練じゃなくて執着」という言葉が胸に刺さりました。

言葉選びがとてもキレイな映画なので、観終わった後は自分の言葉遣いを見直したくなリましたよ。

まぁ、そんなこと言いつつとりあえず、小松菜奈がめっちゃカワイイんでおすすめですよ!

おばけ
おばけ
結局それかい!!
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