どうも!おばけです。
この記事を読めば「カラオケ採点にある “表現力” の上げ方」が分かりますよ!
カラオケの採点項目にある「表現力」とは、なんだと思いますか?
なんとなく感情をこめて歌えば上がりそうな気がする名前ですが、そんな簡単なものではありません。
「表現力」の項目が伸びず、高得点が出ずに悩んでいる人も多いと思います。
ということで、この記事では
- カラオケ採点にある「表現力」の解説
- 表現力を上げる方法
- 上げる方法を意識して歌ってみた結果
などを詳しく解説していきます。
「カラオケの採点で表現力の上げたい!」という人は、ぜひ参考にしてください。
あくまでもカラオケ好きな素人の意見だけど、実際に点数に変化があるか実験もしてみたから参考程度に読んでね !
「表現カ」は、カラオケDAMの採点機能「精密採点 DX-G」にある採点項目の1つです。
「精密採点 DX-G」は、旧機種「精精密採点 DX」の進化版。
テレビのカラオケバトル番組などでもよく登場する採点システムです。
>>カラオケに監視カメラはある?現役の店員2人についてる店・ついてない店を聞いてみた
>>【カラオケ苦手な人へ】音痴の克服は必要ナシ!歌わない「聞き専」がおすすめな理由
>>17 Live(イチナナ)ライブ配信で稼ぐ方法!カラオケで簡単に収入10万を稼ぐコツ
見たい場所へジャンプ
カラオケ(DAMの精密採点 DX-G)にある「表現力」とは?
「精密採点 DX-G」の総合得点は、以下の5項目をもとにして点数が付けられます。
総合得点を決める5項目
1. 音程
カラオケ画面に映る音程バーに合わせズレずに歌えているかの評価
2. 表現力
歌声の「抑揚」をメインに4つの要素から評価される(詳しくは後述)
3. ビブラート&ロングトーン
語尾を上下に震わせるテクニックや、歌声がキレイに伸びているかの評価
ビブラート・ロングトーンの2つが1つの項目として判定される
4. リズム
歌唱のスピード・リズム感の評価
5. 安定性
歌声の安定感(震えずまっすぐ出ているか)の評価
「表現力」は「音程」の次に大事な項目
上であげた5項目の中でも、「表現カ」は「音程」の次に総合得点を左右させる 大事な項目といわれています。
90点以上の高得点をとるためには、表現力を上げることが必須だそうですよ。
では、そんな表現力はなにを基準に評価されているかというと、以下の4つの要素をもとにして点数が付けられます。
- 抑揚(よくよう)
- しゃくり
- こぶし
- フォール
その中でも「抑場」は、表現力を上げるうえで1番大切な要素となります。
それでは「抑揚」の上げ方はもちろん、「表現カ」全体を上げる方法を解説するね!
カラオケ採点で「表現力」を上げる方法
「表現カ」を上げる1番のコツは、「抑揚をつけて歌うこと」です。
では、抑揚を含めた「表現カ」の決め手となる4要素の上げ方を紹介しますね!
抑揚の上げ方
表現力の採点で最も影響力があるのが「抑場」です。
ザックリいうと「歌声の大きさの変化」で評価される要素です。
ようは声のメリハリってことですね。
簡単にできる抑場の上げ方としては
- サビ前までは小さく歌う
- サビ部分は大きく歌う
- マイクを近づけたり遠ざけたりする
という方法があります。
「そんなんでいいの?」
って感じですが、たったこれだけで抑場をつけることができるんですよ!
しかし、それだけでは高得点はなかなか狙えません。
カラオケの採点は、曲全体を細かいパートに区切って行われています。
なので、サビ前は小さく・サビは大きくといった単純な歌い方では大きな加点にはなりません。
また、精密採点は優秀なので、わざとらしい強弱じゃ違和感を察知して評価対象にならない んですよね。
ちゃんと聞き心地のいい抑揚じゃないと、評価してくれないんです。
ビブラートを例に出すと、手で喉をポンポンしながら(「ワ・レ・ワ・レ・ハ・ウ・チュ・ウ・ジ・ン・ダ~」ってやるときみたいにw)大げさに歌ってもビブラート加点はこそまでありません。
気になる人はぜひ試してみてください。
もう少し細い抑場を上げるテクニックとしては
- 1フレーズの中でも強弱をつける
- 静かなパートは穏やかに、激しいところは勢いよく歌う
というものがります。
これを音程バーからズレないように歌うことができれば、高い表現力を狙うことができますよ。
文字にすると簡単そうですが、声が裏返りそうになったりとこれが意外と大変!
少し難しいですが、歌い方を意識すると サビだけでなく曲全体で抑揚を加点 することができます。
「よく分からん!」
という人は、まずは「サビ・その他のパート」で区切って練習してみましょう。
おすすめの練習曲としては、以下の3曲です。
- ラフ・メイカー/BUMP OF CHICKEN
- チェリー/スピッツ
- 残酷な天使のテーゼ/高橋洋子
- 勝手にシンドバッド/サザンオールスターズ
3曲とも抑揚がもともと強い曲なので、コツを掴みやすいと思います。
すべて有名な曲ですし、1から聞きこむ必要もなく歌いやすいんじゃないでしょうか?
しゃくりの上げ方
「しゃくり」とは、 本来の音程よりも少し低い音から入り徐々に本来の音まで歌声をしゃくりあげるテクニック です。
しゃくりを入れるのにベストなポイントは
- 前の音が次の音よりも低い
- 前の音と次の音が繋がっている
というタイミング。
例えば、前の音が「ま」、次の音が「さ」なら「まぁ↓さぁ↑」という風に、母音をうまく使いしゃくりあげて歌うと、しゃくりマークがつきます。
音を途切れさせないように、 語尾を少し仲ばして滑らかに繋げて歌うイメージですね。
本来のメロディーよりも、 わざと1テンポ遅れて声を下から上へ移動させるように声を出す と歌いやすいですよ。
文字にすると難しく聞こえますが、しゃくりは比較的に簡単に出せるテクニックです。
よく出る場面としては
“歌っている最中に音程が低いことに気づき、慌てて高い声を出す”
という感じで、音程を修正するような歌い方をすると頻繁に出ますよw
また、よく出せるテクニックだからといって多用すると
- ねっとりとした歌い方になる(いやらしい感じ)
- 歌唱のテンポがズレやすくなる
というデメリットもあります。
なので、無理に出そうとする必要はありません。
適切な場所で、適切な量のしゃくりが出せればOK!
また、しゃっくりが多くても表現力には大して影響はないので、そこまで意識しなくても大丈夫なテクニックです。
こぶしの上げ方
「こぶし」とは、 音程バーからズレない程度に語尾を上下に揺らして節をつけるテクニック です。
ピブラートよりももっとハッキリした大きな動きで、「演歌でよく聞く歌い方」といえばピンとくるかと思います。
例えば「も一」と伸ばすのが基本の歌い方の場合、「もおおお」というような感じで発音するのがポイント。
1つ目の「お」と2つ目の「お」と3つ目の「お」は、それぞれ音程を微妙にズラして歌うことで、こぶしマークを出すことができます。
語尾を仲ばして歌うフレーズの母音を上下に揺らして伸ばすイメージ ですね。
しかし、こぶしを多く出しても表現力には大して影響はないので、そこまで意識しなくても大丈夫なテクニックです。
フォールの上げ方
「フォール」とは、 本来の音程よりも低い音程へ滑らかに下げるテクニック です。
フレーズの語尾にフォールをかけることによって、切なさや哀愁を演出することができますよ。
フォールは本来の音程ではなくズラしを使ったテクニックなので、多用するものでもありません。
低さの調整が難しく、はやく出しすぎると「こぶし」と評価されてしまいます。
フォールを出したいときは、なるべく滑らかに歌うようにしましょう。
ただ、フォールも表現力には大して影響はありません。
ヘタに狙って音程バーからズレるよりは、普通に歌う方が無難です。
フォールが0個でも高得点は取れる ので、そこまで意識しなくても大丈夫なテクニックです。
表現力の決め手には4要素あるけど、ぶっちゃけ「抑揚」さえうまく出せればOK!
「表現力」を上げる方法を意識して歌ったら高得点が出るのか実験してみた
上でまとめた通り、表現力を上げるには「抑揚」をつっけて歌うことが1番大切。
ぶっちゃけ、抑揚の他(しゃっくり・こぶし・フォール)はそこまで意識しなくても大丈夫です。(あったほうがいいですがw)
とにもかくにも、抑揚に重きを置いて歌いましょう!
ということで、実際に 抑揚を意識して歌ったら表現力で高得点が出るの実験 してみました。
僕の普段のカラオケ得点は、だいたい90点前後ぐらいです。
- 抑揚を意識せずに歌った場合の表現力の得点
- 抑揚を意識して歌った場合の表現力の得点
では、どれぐらい違いが出るのか比較してみました。
1回目(抑揚を意識せず歌った場合)
まずは抑揚を意識せず、普段通りに歌ってみます。
曲は高橋洋子の「残酷な天使のテーゼ」を歌いました。
結果は…
総合得点:90.754点
表現力の得点:81点
【内訳】抑場:59点、しゃっくり:15個、こぶし:31個、フォール:0個
という感じ。
総合得点も表現力も、まずまず点数。
まぁ、いつも通りの結果という感じでした。
2回目(抑揚を意識して歌った場合)
それでは、今度は抑場を意識して歌ってみます。
曲は先ほどと同じく、高橋洋子の「残酷な天使のテーゼ」です。
結果は…
総合得点:93.878点
表現力の得点:87点
【内訳】抑場:66点、しゃっくり:21個、こぶし:10個、フォール:0個
という感じ。
表現力は6点もアップ!
結果として、総合得点も3点アップ!
抑場を意識して歌うだけで、表現力を大幅に上げることができました。
まだテクニックはないので、声の強弱を自分なりに意識した程度でこの結果!
2回目でこれなので、もっと抑揚のコツを掴んで歌い慣れればさらに得点アップを期待できそうです。
「表現力を上げる方法=抑場をつけて歌う」という考えは正解だったみたい。
抑揚の点数を上げたい人は、ぜひ上で書いた方法を参考にしてみてね!
カラオケの「表現力」の上げ方とは?/まとめ
今回の記事
「カラオケの「表現力」の上げ方とは?【DAM 精密採点DX-G】」
をまとめると…
- カラオケの採点項目「表現カ」はDAMの「精密採点 DX-G」にある
- 統合得点は、音程/表現カ/ビブラート&ロングトーン/リズム/安定性の5項目をもとに決まる
- 「表現カ」は「音程」の次に総合得点を左右させる大事な項目
- 「表現力」は、抑揚/しゃくり/こぶし/フォールの4要素をもとに点数が付けられる
- 表現力を上げるには4要素の中で「抑場」が1番大事(他は気にしなくていいレベル)
- 「抑揚」は「歌声の大きさの変化」で評価される要素
- 抑揚を意識して歌った結果、表現力は6点アップ、総合得点は3点アップした
という感じです!
「カラオケの採点で表現力の上げたい!」という人は、ぜひ参考にしてください。
>>カラオケに監視カメラはある?現役の店員2人についてる店・ついてない店を聞いてみた
>>【カラオケ苦手な人へ】音痴の克服は必要ナシ!歌わない「聞き専」がおすすめな理由
>>17 Live(イチナナ)ライブ配信で稼ぐ方法!カラオケで簡単に収入10万を稼ぐコツ