みなさんが思う「テレビドラマのベスト3」はなんですか?
今回は、平成生まれで今ではすっかりアラサーの僕が独断と偏見で選ぶ
「俺の平成テレビドラマベスト3」を発表します!
3つともジャンルは違うけど、ほんとに面白いからおすすめです。
この記事はブロガーでTwitterでも仲良くさせてもらっている、ていないさん(@tei_nai)の企画をもとに書いています。
ていないさんの「俺の平成テレビドラマベスト3」もあわせてどうぞ!
第1位:結婚できない男 (平成19年)
放送期間 | 2006年7月4日~9月19日(全12回) |
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出演者 | 阿部寛、夏川結衣、国仲涼子、塚本高史、SHEILA、高知東生 他 |
もう1位は迷うことなくぶっちぎりでコレ!
10年以上前の作品ですが、いまだに定期的に見返しちゃう大好きなドラマですね。
主演はみんな大好き 阿部寛 です。
阿部寛演じる桑野信介は「イケメン・金持ち・背高い」というモテ要素が詰まった建築家。
しかし、性格に難がありすぎて人付き合いは苦手。
40歳になっても独身どころか彼女もいないけど、本人は気にしておらずお一人様ライフを満喫。
「一人が好きで悪いか!!」というスタンスで生きています。
そんな桑野さんの日常をただただ描いたストーリー。
人間関係以外はハイスペックなだけあって、桑野さんの暮らしはとても優雅で好き放題。
- 高級マンションに一人暮らし
- 毎日大音量で好きな音楽を流す
- 毎日好きなものを好きなだけ食べる
- 夜にはプラモデル組み立てに熱中
- 隣人はカワイイ女の子(国仲涼子)
ザっと上げただけでもこんな感じ。
当時高校生だった僕は、その “男が思い描く理想の一人暮らし” 像に毎回憧れていました。(主に隣人が国仲涼子の部分)
第1話から生尻を晒し、悶える阿部寛。
エロビデオを借りたいけど、人目が気になってレンタルできない阿部寛。
聞いてもないうんちくを語りまくり、ドン引きされる阿部寛。
爆音でクラシックを流しながら指揮をするのが趣味な阿部寛。
パグにガチギレする阿部寛。
パグと友達になる阿部寛。
服がクソださい阿部寛。
ネクタイが結べない阿部寛。
好きな人に素直になれない阿部寛。
とにかくもう、阿部ちゃん欲張りセットなドラマです。
トリック好きだけど見たことないって人にはぜひ見てほしい…!
桑野さんはトリックの上田ぐらい…いや、あれ以上にクセのあるキャラです。
あとねー、高知東生が出てるんですよ!
そうです、その覚せい剤で捕まったあの人です。
高知東生が演じる金田(仕事せず女と遊んでばっかの建築家)がいいキャラしてるんですよ。
桑野さんと金田の絡みが面白く、僕の友達はそれ目的でドラマ見てたぐらいです。
しかしまぁ捕まっちゃったんで、テレビの再放送ではことごとく金田シーンはカット!
完全に亡き者となっており、気配すらありません。
しかし、なぜか Amazonプライム・ビデオ ではカットされることなくオリジナル版が配信されていますw
画面の中じゃ金田は元気に女と遊んでいます。
ありがたいけど、Amazonだけなんでだろう…。
最初の30日は無料(期間中はいつでもキャンセルOK)なので、興味がある人は独身貴族を謳歌する阿部寛をチェックしてみてください。
第2位:人にやさしく (平成14年)
放送期間 | 2002年1月7日~3月18日(全11回) |
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出演者 | 香取慎吾、松岡充、加藤浩次、須賀健太 他 |
2位は、人にやさしく。
3ピースですよ3ピース!
覚えてますか?
放送当時は学校でめっちゃハヤったんですけど。
一軒家に3人暮らししている借金持ち大人ヤンキー(香取慎吾、松岡充、加藤浩次)が、ひょんなことから小さな男の子(須賀健太)を育てていくというストーリー。
展開はベタだし3人の演技はちょっとアレですが、素直に心温まる素敵なお話です。
今ではすっかり大人になった須賀健太くんのショタショタ時代を、これでもかってぐらい見れるドラマでもありますよ。
ドラマが面白かったのもそうなんですが、タイトルが「人にやさしく」なだけあって曲はブルーハーツ一色。
主題歌は「夢」で、挿入歌に「人にやさしく」が使われていました。
「あれもほしい!これもほしい!もっとほしい!もっともっとほしい!!」
なんて欲望に忠実すぎる歌詞を絶叫する主題歌に、度肝抜かれたのはいい思い出。
僕はブルーハーツ世代ではなく、なんなら存在すら知らなかったため
「このバンドいいな。これから絶対くるわ。」
なんて先見の明がある気でいたのは痛い思い出。(当時12才)
しかし、この恥ずかしい出来事がきっかけで僕に変化が…!
ブルーハーツのCDをお小遣いをためて買ったり、すでに解散してることを知ってショック受けたりしてるうちに、すっかりロック大好き少年になっていました。
それまではちっとも音楽に興味なかったので、このドラマがなければ僕は今と全く違う人格になっていたんじゃないか…ってぐらい影響を与えられたドラマですね。
ストーリーも音楽も響いたドラマなので、思い出補正もプラスして今でも印象深いドラマです。
ちなみに僕が初めて行ったライブはクロマニヨンズ(ブルーハーツのボーカルとギターが今組んでるバンド)です。
第3位:鈴木先生 (平成23年)
放送期間 | 2011年4月25日~6月27日(全10回) |
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出演者 | 長谷川博己、山口智充、田畑智子、赤堀雅秋、でんでん 他 |
3位は、鈴木先生。
漫画原作のドラマですが、読んでなくても楽しめます。(僕は原作があることすら知らずに見てました)
1人のカワイイ女子生徒を異性として意識し、エッチな妄想をしちゃうロリコン気質な鈴木先生(長谷川博己)が主人公の学園ドラマ。
最終的には、その女子生徒を「カミサマ」なんだと思い込むことによってロリ妄想癖の克服に成功しました。
なにいってんだって感じでしょうが、本当です。
結局はその生徒とくっつく…なんてオチもなく、彼女とデキ婚します。
そんな鈴木先生の毎日を追ったドラマ。
長谷川博己の初主演ドラマらしく、僕はこのドラマきっかけで長谷川博己を知り好きになりました。
視聴率はマジでめちゃくちゃ低かったようですが、熱心なファンも多くDVDも売れギャラクシー賞を受賞!(優秀番組に贈られるものらしい)
まさに、後々評価されるというかっこいいパターンのドラマです。
あんまり語り合える人がいなくて残念ですが、個人的にはものすごく面白かったドラマですね。
学園ドラマといっても金八先生的なドタバタ展開なものではなく、もっと現実的なストーリー。
鈴木先生は「問題児」にばかりエネルギーを注ぎ、いわゆる「普通の子」をないがしろにする教育に疑問を持っていて、その考えを軸に行動します。
学生時代「普通の子」側だった僕は、それがとても嬉しくて毎回見入っていましたw
鈴木先生は些細なことにもめちゃくちゃ思考を巡らせるで、ほぼ先生の心理描写メイン終わる回なんかもあります。
生徒役の子も演技が上手な子が多く、今はいろんな作品で見かける西井幸人くんなんかも出ていました。
派手な演出0なので好き嫌いが分かれそうですが、笑えて余韻に浸れるドラマで僕は大好きです。
俺の平成テレビドラマベスト3/まとめ
めっちゃ悩みましたが、「俺の平成テレビドラマベスト3」は以下の3つでした!
1位:結婚できない男
2位:人にやさしく
3位:鈴木先生
改めて振り返ってみると、ストーリーはもちろん音楽や登場人物に共感できるかできないか…で心の響きぐらいグッと変わってきますね。
最近の作品がランクインしてないあたり歳取った感あって嫌ですが、アラサーが真剣に考えた結果ですw
3つとも全力でおすすめできる面白い作品なので「見たことないわ!」ってものがあったら、ぜひチェックしてみてくださいね。