みなさん陀羅尼助(だらにすけ)って知ってますか?
なんか怖い響きをした名前ですが、実は薬なんです。
今から約1300年も前から奈良県に伝わる伝統的な胃腸薬で、吉野山・大峰山を中心とした奈良のお土産にもなっているそうです。
薬がお土産ってなんか健康的ですねw
過去におぎやはぎのラジオで、小木さんが坂上忍さんへお土産としてプレゼントしたエピソードも話していました。
今回はそんな陀羅尼助を、似ている薬としてよく挙げられる百草丸(ひゃくそうがん)との違いもあわせてご紹介します。
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陀羅尼助(だらにすけ)とは
「陀羅尼助」はオウバク(黄檗)を主成分とする胃腸薬です。
昔はドロドロににたオウバクのエキスを竹の皮に伸ばした板状のものでした。
今は、飲みやすいように「丸薬」となり陀羅尼助丸として売っているのが主流です。
細かい丸薬で直径2mm位で一回30粒を服用します。
引用:DEEPだぜ!!奈良は。
板状から丸薬へとカタチを変えたおかげで飲みやすくなり、日常的に服用しやすくなったようです。
丸薬になったものは「陀羅尼助丸(だらにすけがん)」という名前で売られており、
そっちがポピュラーなようですよ。
陀羅尼助の効果・効能
陀羅尼助は
胃痛、食あたり、便秘、下痢、胸やけ、食欲不振、もたれ、腹部膨満感、消化不良、食べ過ぎ、飲み過ぎ、二日酔い
などに効果があるようです。
お腹の不調には全般的に効果あり!って感じですね。
妊婦さんでも基本的には問題なく服用できるようですよ。
ただ、陀羅尼助は大昔からある民間薬のため製造が特許で保護されていません。
製造所によって主成分のオウバク以外の成分も異なるため、効果にも若干の違いが出てくるようです。(パッケージデザインも違います。)
陀羅尼助と百草丸(ひゃくそうがん)との違い
百草丸(ひゃくそうがん)は陀羅尼助と同様、オウバクのエキスを主成分とした薬です。
陀羅尼助と百草丸の違いをまとめるとこんな感じ。
- 薬の見た目:ほぼ一緒
- 薬の効果:ほぼ一緒(胃腸薬)
- 薬の主な製造所:長野県
成分や効果を見る限り、内容は陀羅尼助とほぼ変わりありません。
まぁ、同じ胃腸薬で主成分も同じならそうなりますよねw
大きな違いとしては、陀羅尼助の主な製造所が奈良県なのに対し百草丸は長野県ってところぐらいでした。
ふたつともオウバクを主成分とした昔からある伝統的な胃腸薬で、製造する県が違う兄弟みたいなもんなんでしょうねw
陀羅尼助はどこで買えるのか
奈良に住んでいない人でも陀羅尼助を手に入れらるよう、主要な購入方法を紹介しますね。
通販
製造所によっては通販で購入することができます。
検索すればたくさん出てくるので、お好みの販売所をチェックしてみてください!
ドラッグストア
調べてみると陀羅尼助はドラッグストアでも買えるようです。
ただ、僕がよく行くドラッグストアでは置いてなかったので(売り切れ?)、場所によっては販売していないかもしれません。
Amazon・楽天
さすがはネット社会!
アマゾン・楽天はどちらでも購入可能でした。
口コミを読みながら選べるし、1番手っ取り早いのはネット購入ですね。
陀羅尼助(だらにすけ)/まとめ
陀羅尼助についてまとめると
- 奈良に昔から伝わる伝統的な胃腸薬
- 特許で保護されていないので製造所によって成分や効果に若干の違いあり
- 百草丸とは製造元が違うだけで効果はほぼ一緒
- 通販、ドラッグストア、ネットでも購入できる
って感じです!
インパクトある不気味な名前ですが(失礼)、身体に良い伝統的な民間薬なので胃腸薬に興味があるって人はチェックしてみてくださいね。